地下鉄電力供給は韓国電力公社の変電所から地下鉄専用線路を通じて交流（AC）２２・９ｋVを地下鉄変電所が受電して、地下鉄変電所 はお互いに連絡送電線路を構成することによって、どんな障害にも常に無停電状態を維持する二重化システムを構築して、一つの変電所 に障害が発生する際に他の近くの変電所から延長急電を通じて正常的な運営ができるようにしています。また、各停車場には停車場内に 付帯設備に電源を供給する電気室があって、停車場が完全に停電してもエマージェンシィライトで利用乗客が十分に退避できるように非 常電源装置をする等、安全性を中心に最適設備を備えています。
地下鉄は電気を主なる動力源として使用するので電力使用量は他の事業場に比べて非常に多いです。従って、合理的で効率的な電力管理 が要求されるので、国内では始めて変電所で電子計測設備（AC系統：GIMAC、DC系統：SEPCOS）を採用して総合管制室で毎日電力使用量を分析しています。
電力ケービルの火事はケービル接続個所の発熱に起因する場合が多いです。従って、ケーブル火事による停電波及影響の対策として変電 所・電気室の特高圧・高圧ケーブル接続個所に難燃TAPEを付着することで火事発生時に燃焼被害を最少化するようにしています。
地下鉄全区間に、既存の蛍光灯（４０W)に比べて節電効果、照度向上、受命延長及び自然光効果が優秀な３波長蛍光灯（３２W)と高照度 反射角を使用することによって快適な室内環境造成及びエネルギー節減を図ります。
時間帯毎、季節毎及び用度毎にパターン照明制御ができるように照明制御盤を設置することによって効率的な照明管理でエネルギーの無 駄使いの要因を除去及び効率的な人力運営をしています。
